お葬式での正しいお坊さんの呼び方を知って、心豊かな供養を実現しよう！

「坊主」の愛称として呼ばれていましたが、元は「僧房の主人」を指す言葉でした。僧房とはお坊さんが暮らす建物のことで、つまりお寺の住職のことです。

僧房を持つお坊さんとそうでないお坊さんを分けるために使っていた言葉でしたが、今は僧籍を持つ者を総称として坊主、つまりお坊さんと呼ばれるようになったといいます。

僧侶（そうりょ）

出家して仏門に入った者の呼び方。お坊さんや坊主と同じように一般的によく呼ばれることも多いですが、お坊さんよりも少し硬い言い方かもしれません。

和尚（おしょう）

ある程度地位が高いお坊さんをこのように呼ぶことが多いです。経験が浅いお坊さんには使いません。また、天台宗では「和尚（かしょう）」、真言宗では「和尚（わじょう）」と同じ字でも呼び方が変わるのも特徴です。

住職（じゅうしょく）

お寺の代表者で、お寺の管理や運営をしているお坊さんをこう呼びます。お寺に住み込みで勤めている「住む職」が住職となったそうです。

導師（どうし）

導くと書くように、主に葬儀などで引導を渡す、または人を仏教によって導くといった意味で使われます。儀式の中で呼ばれることが多く「導師入場です」といったアナウンスを聞いたことがある方もいると思います。

宗派独自の呼び方として、浄土宗、曹洞宗、臨済宗では「方丈（ほうじょう）」と呼ばれることがあります。方丈とは1丈四方の面積のことで、四畳半の部屋の広さを表しており、特に禅宗では質素で狭い部屋で生活をするという考えからこのように呼ばれるようになったようです。

また、日蓮宗だと「お上人（おじょうにん）」、浄土真宗は「院家（いんげ）」や「院主（いんじゅ）」と言われることもあります。

思っている以上に呼ばれ方を気にするお坊さんは少ないです。心がこもっていれば、どんな呼び方でも構わないかと思いますが、その関係性などにもよるかと思います。おぼうさんどっとこむの代表は、林さん（はやしさん）と呼んでいただければ、といつもお伝えしているようです。あまり構えないでいただきたいという思いでそうお伝えしているとのことです。

親しければ「～さん」でも失礼ではないですが、初めてお会いする場合は「〇〇僧侶」か、お坊さんが住職であれば、そのまま「住職」とお呼びするのが無難でしょう。

変に小難しい呼び方をすると、間違っていた時は恥ずかしい思いをしてしまう可能性もあります・・・。

どのように呼ぶかも大切ですが、ご縁があったことに感謝をし、その想いを伝えていただくことが良い関係を築くことになるでしょう。

霊園を選ぶ際にも、わたしたち おぼうさんどっとこむのスタッフが果たす役割があります。まず、霊園は故人を安置する大切な場所であり、その選定は故人を尊重し、安らかに眠っていただくために欠かせません。そのため、わたしたちおぼうさんどっとこむのスタッフは霊園の選定に関して専門的なアドバイスを提供することができます。特に、宗派によって霊園の考え方や利用方法が異なるため、信仰に寄り添ったわたしたちの見解が活きてくるのです。

また、わたしたちは霊園の選定にあたり、家族の意向や故人の生前の希望を尊重しながら、最適な場所を提案することも可能です。例えば、故人が生前に愛した自然に囲まれた霊園や、ご先祖様が眠るお寺の近くの霊園など、それぞれの家族に合った選択が求められます。加えて、霊園の管理体制や維持費、霊苑の雰囲気なども考慮に入れる必要があり、その情報を的確に提供できるのもおぼうさんどっとこむの専門スタッフの役割です。

さらに、お坊さんは霊園での法事やお参りの際に執り行う儀式についての知識を持っているため、今後の供養に関してもアドバイスしてくれます。例えば、霊園にお墓を設けた場合には、どのような法要が行なえるのか、また、お墓参りの際にどのようなことを心掛けるべきか、といった情報を詳しく教えてくれます。ご法事の際に、そのあたりのアドバイスを必要としている方は、事前にわたしたちにお伝えくだされば、法要当日の担当ご僧侶にその旨をお伝えしておくこともできますので、お気軽にお申し付けください。

このように、霊園選びは単なる場所の選定にとどまらず、故人を供養する気持ちや、ご遺族の思いを反映した大切なプロセスです。わたしたち おぼうさんどっとこむの専門スタッフに相談することで、心豊かな供養を実現するための手助けを得ることができ、家族としての絆を深める貴重な機会にもなるでしょう。わたしたちとともに、故人を偲ぶ場所を探し、そこでの供養をしっかりと修めることが、真の意味での供養へとつながるのです。最終的にはおぼうさんどっとこむから詳しく案内をさせていただきます。